ゴルフ場付きホテルはChatGPT広告と相性が良い?特徴別の書き方

ChatGPT広告の使い方

ゴルフ場付きホテルはChatGPT広告と相性が良い?特徴別の書き方

公開日:|最終更新日:

結論

「ゴルフ場付きなのに、なかなか集客できない」そう感じている、ホテルの運営者のあなたへ。

ChatGPT広告は、相談の中身に合わせて広告が選ばれる仕組みです。だから、大浴場・会議室・海・食事のように、あなたのホテルにある特徴を、その特徴を探している人の相談に合わせて出せます。

特徴ごとに別のお客様を呼び込めるので、予約数UPを期待できることでしょう。

「満足度UPと予約数UPを同時に狙うには?」

この記事の要点

  • ゴルフ場付きのホテル探しは条件が重なりやすく、ChatGPTへの相談と合う
  • 大浴場・会議室・温泉・サウナ・海・食事は、特徴ごとに書き分ける
  • まったく違う特徴は、広告グループとコンテキストヒントを分ける
  • 特徴ごとに書いた文章は、自社サイトのLLMO対策にも使える

01

ChatGPTに聞くと、ゴルフ場付きのホテル探しはどこまで絞り込まれる?

 条件を4つ重ねて聞いたところ、ChatGPTは候補を3つ挙げたうえで、人数・日程・重視すること・予算の4点をさらに聞き返してきました。

広告を出す前に、ChatGPTへ聞いておくべき理由

 広告の文章を考える前に、見込み客がしそうな質問をChatGPTにするのがオススメです。

「どんな宿泊施設が候補に挙がるのか。」「ChatGPTが、どんな条件を足してほしいと聞き返してくるのか。」この2つが分かることで、見込み客の相談がどこまで細かくなるかを、あなたの側から先に知れます。(つまり先にカンニングできるということ。)

 相談の細かさが分かれば、広告で強調すべき特徴も選びやすくなるでしょう。

コンペ後の懇親会と会議を条件に、聞いてみた結果

 ゴルフ場付きホテルを探す場面の中から、「コンペのあとに懇親会と会議をしたい」という、条件が重なりやすい場面を選びました。そこに、海が見えること・夕食に地元の魚が出ることを足し、4つの条件を1つの質問にしています。

 試したのは2026年11月4日。無料アカウントで一時チャットを使い、メモリと位置情報はオフ、カスタム指示は未入力、パーソナライズの設定はすべてデフォルトにしてあります。質問に書いた出発地の香川県高松市は、無作為に選んだ場所です。

STEP 1 お客様が質問する(実際に試した質問)
コンペのあとに懇親会と、短い会議ができる会議室があるホテルはありますか?できれば海が見えるゴルフ場併設のホテルで、夕食に地元の魚を食べられるところ。高松市から取引先と行く予定
▼
STEP 2 質問に入っていた条件
出発地:高松市目的:コンペ後の懇親会・短い会議宿:海が見えるゴルフ場併設夕食:地元の魚
質問の文章から読み取れる条件を並べたものです。ChatGPTの内部の動きを示すものではありません。
▼
STEP 3 ChatGPTの回答と、広告が出る場合の例
ChatGPTの回答(2026年11月4日に試した結果・地図と画像は省略)

あります。今回のご希望なら、単にゴルフ場に近いホテルよりも、ゴルフコンペ・懇親会・短時間の商談を同じ施設内、または近接施設で完結できるリゾートホテルがよさそうです。

高松市から取引先と出発するなら、香川県内だけでなく、徳島県鳴門や瀬戸内海沿岸の広島県まで候補を広げると、かなり魅力的な施設があります。

特に重視したい条件は次の4つですね。
  • 海が見えるゴルフコース
  • コンペ後に懇親会ができる宴会場・レストラン
  • 30分程度の短い会議にも使える会議室
  • 夕食に瀬戸内の魚介や地元の海産物を楽しめること
まずおすすめしたい候補

1. グランドエクシブ鳴門 ザ・ロッジ(徳島県鳴門市)
第一候補・条件に最も近い
  • ホテルに36ホールのゴルフ場が併設
  • 瀬戸内海を見渡す高台のリゾート
  • コンペルーム「イルマーレ」で会議・懇親会が可能
  • 宴会・会議用のコンベンションホールもあり
高松から車で向かう候補としても検討しやすい鳴門エリアです。
公式:施設・会議室

ここがよい理由:
コンペ後に同じ施設内で会議や懇親会に移れるのが大きなメリットです。少人数の宴会や会議にも使えるコンペルームが公式に案内されています。

夕食はザ・ロッジのイタリアン「ルッチコーレ」のほか、本館に日本料理「初海」もあります。取引先との会食なら、瀬戸内の魚介を使った日本料理のコースを相談したいところです。地魚の具体的な提供内容は事前確認が必要です。

2. 瀬戸内ゴルフリゾート(広島県竹原市)
海の景色と料理重視
  • 瀬戸内海と島々を見渡す絶景コース
  • ゴルフ場内に宿泊用ヴィラあり
  • 海が見えるコンペルームあり
  • 夕食は地元食材を使った会席料理
公式:ゴルフ&宿泊

ここがよい理由:
海の景色という点ではかなり魅力的です。コンペルームでプレー後のミーティングや会食ができ、ヴィラでは瀬戸内の食材を使った会席料理を部屋食で楽しめます。

ただし、一般的な大型ホテルというより、ゴルフ場併設のヴィラ型リゾートです。独立した短時間会議室として利用できるか、会議の後に懇親会へ移れるかは確認が必要です。

高松からの出発を優先するなら
もう一つ、香川県内の組み合わせもあります。

高松カントリー倶楽部 + 坂出周辺のホテル
高松カントリー倶楽部は瀬戸内海を望む絶景コースです。コンペ後の会食にも対応しています。ホテルは別に手配する形になりますが、移動距離を抑えたい場合には候補になります。

もう少し条件を教えてください
取引先との接待も兼ねるなら、ホテルの格式や会食の雰囲気も大切だと思います。

次の3点を教えていただければ、候補を絞り込めます。

1. 参加人数は?
  • 4〜7名
  • 8〜12名
  • 13〜20名
  • 21名以上
2. 日程は?
  • 日帰り
  • 1泊2日
  • 2泊3日
3. 何を一番重視しますか?
  • ゴルフ場・ホテル・会議室が同じ敷地内
  • 海が見える景色と料理の質
  • 高松からのアクセスの良さ
  • 取引先を招くのにふさわしい高級感
宿泊・ゴルフ・夕食込みの予算(1人あたり)
  • 2〜3万円
  • 1人3〜5万円
  • 1人5〜7万円
  • 7万円以上
  • まだ決めていない
条件が分かれば、ゴルフ場・会議室・懇親会場・地魚の夕食・宿泊をまとめた法人向けプランとして、具体的に比較します。
下の広告は、実際の表示ではなく、広告の見え方の例です。
スポンサー
○○ゴルフリゾートホテル(瀬戸内)
コンペ後の懇親会と会議室つき|海が見えるゴルフ場併設ホテル
ゴルフ場に併設し、会議室と宴会場を備えたホテルです。夕食には、地元でとれた魚介の料理を用意しています。
example.com/

当社のサービスで提供している広告のサンプル画像になります。イメージのお助けになれば幸いです。

聞き返しの選択肢から、ChatGPTが重視する点などが分かる

 回答の最後で、ChatGPTは「参加人数」「日程」「何を一番重視するか」「予算」の4つを、選択肢つきで聞き返してきました。実際に試してみて印象的だったのが、4つも条件を書いた質問でも、ChatGPT自身がまだ候補を絞り込もうとすることです。

 中でも見てほしいのが、「何を一番重視するか」の選択肢になります。「ゴルフ場・ホテル・会議室が同じ敷地内」「海が見える景色と料理の質」「高松からのアクセスの良さ」「取引先を招くのにふさわしい高級感」の4つを選ばせようとしてきました。ChatGPTはユーザーの興味関心に基づいた回答を形成したいので、こちらの優先度を聞き出そうとしているのでしょう。(もっと大雑把な質問をしていたら、出してくる選択肢も、より一般的なものになっていたはずです。)

「実際に質問することでしか、分からないことがあります」

 また、広告を出す前にChatGPTへ聞いてみると、「予算・人数の区切り方」の見当が大体つきます。

重視する点に合わせて、宿泊客のメリットを伝えると、予約数UPを狙える

 条件が定まっていない質問をして「ChatGPTが重要視するのは何か?」を確認するのも良いでしょう。もしその中に、あなたのホテルで満たしているものがあるなら、その点を強調して集客するのもオススメです。

 また複数の箇所で重なっている場合は、それぞれに合わせて、訴求メッセージを分けるのが最適解になります。(例えば会議室が同じ敷地内にあるホテルなら、「会議室を重視する幹事に向けて」、海の見える客室と地元の魚の夕食があるホテルなら、「景色と料理を重視する幹事に向けて」などでしょう。)

「利用者⇔AIの関係性を理解することが重要です」

 なぜなら、見込み客が重視している点が、ホテルの特徴にそのまま当てはまれば、「ここは自分たちに合うホテルだ」と感じてもらいやすくなり予約数UPを期待できるからです。

「じゃあホテルの異なる特徴は、どうやってChatGPTに伝え分ければいいのか?」

そこで使いたいのが、ChatGPT広告の「コンテキストヒント」です。広告の文章とは別に、ホテルの特徴をChatGPTに伝えるための補足の文章で、特徴・ニーズごとに書き分けられます。

02

コンテキストヒントで書き分ける方法

「ゴルフ場付き」にホテルの特徴を1つ組み合わせ、その特徴が役立つ場面まで書くのがオススメです。

コンテキストヒントに書く3つの内容

 コンテキストヒントとは、広告やリンク先だけでは伝わりにくいホテルの情報を、ChatGPTに伝える補足の文章のこと。広告グループごとで設定します。OpenAIのヘルプでは、書く内容として次の3つを挙げています。(左はOpenAIのヘルプよりそのまま引用、右側は筆者がホテルに合うようにアレンジ)

  • 何を:ホテルの設備・サービス・料金・提供状況・対応エリアなど
  • 誰に:そのホテルが合うお客様のニーズ・好み・事情
  • いつ:そのホテルが役立つ状況や、ホテルを決める場面

 1つのコンテキストヒントに全部入れる必要はない、というのがOpenAIのヘルプの説明です。ただ自然な文章を作れる場合は、コンテキストヒント全体で3つともそろえた方が良いと思います。(複雑な言い回しになってしまう場合は、公式の見解通りにするのが無難です。)

 なおコンテキストヒントをうまく利用することで、広告予算の小さい宿泊施設でも十分集客できます。詳しくは「ChatGPT広告は小さな宿でも戦える?コンテキストヒントの書き方」で解説しているので気になる人は見てみてください。

補足

 コンテキストヒントは配信の指示ではないので、表示する地域・配信スケジュール・除外条件は指定できません。地域を絞りたいときは、キャンペーンの設定で都道府県単位で指定します。

特徴ごとの書き方の例

 大浴場・会議室・温泉とサウナ・海・食事の5つについて、相談の例とそれに合うコンテキストヒントの例を並べました。どの行も、「ゴルフ場付き」という条件と、ホテルの別の特徴を組み合わせて書いているのがポイントです。

宿の特徴相談の例コンテキストヒントの例
大浴場「友人4人でゴルフ旅行に行くんだけど、プレーのあとに大浴場でゆっくりできる宿探してほしい」ゴルフ場併設のホテルで、プレー後すぐに入れる大浴場があり、汗を流してから夕食にしたいときに使いやすい。
会議室「コンペのあと、20人ほどで表彰式と懇親会ができるホテルは?」ゴルフ場に併設し、30名まで入れる会議室と宴会場があるホテル。社内コンペや取引先とのコンペで、表彰式・会議・懇親会まで同じ建物で済ませたい幹事の相談に合う。
温泉・サウナ「ゴルフのあとにサウナに入りたい。温泉もあるゴルフ場付きの宿って近くにある?」天然温泉とサウナがあるゴルフ場付きホテル。1日プレーしたあと、温泉とサウナで体を休めながら、2日続けてラウンドしたいゴルファーの連泊にも使える。
海「海が見えるゴルフ場で、夫婦でのんびり回れる宿は?できれば静かで周りから隔離されているところ」夫婦で景色を楽しみながら、ゆっくり回りたい旅行に合う、瀬戸内海を見渡すコースと、海側の客室があるホテル。
食事「ゴルフのした後に地元の魚を食べられる宿ってある?運転できないから駅から近いところがいい」○○駅からタクシーで10分の、近くの漁港で揚がった魚の料理を夕食に出す、ゴルフ場付きホテル。地元の料理を楽しみたいときに選ばれやすい。
どちらも説明のための例です(実在のホテルの文章ではありません)

 OpenAIのヘルプによると、お客様がコンテキストヒントとまったく同じ言葉を使わなくても、背景にあるニーズや状況に関連があれば、広告の候補になると説明しています。「サウナで整いたい」と聞かれたとき、温泉・サウナの行に書いた内容が関係してくる、というイメージです。

 実際に設定するときは、上の表の3〜5倍ぐらいの分量がオススメです。例えば「見込み客がしそうな質問」×「ホテルの特徴」の形で、会議室の行だけを詳しく書くと、次のような文章になります。

「18ホールのゴルフ場に併設したホテルです。30名まで入れる会議室と、立食で40名まで使える宴会場があり、コンペの表彰式・短い会議・懇親会まで、移動せずに同じ建物で済ませられます。表彰式に使えるマイクとプロジェクターも、会議室に用意しています。社内コンペや取引先を招いたコンペで、プレー後の会議や会食の場所まで一度に決めたい幹事向け。」(例)

「会議室と海の景色みたいに、まったく違う特徴が両方ある場合は、1つのコンテキストヒントにまとめて良いのか?」については次の章で解説します。

03

1つのコンテキストヒントにまとめる時と、そうでない時の違いは?

広告グループを分けて、コンテキストヒントを入力する方がオススメになりがち。

分けるかどうかの目安

 OpenAIのヘルプでは、広告グループは共通の商品・テーマ・顧客のニーズでまとめ、訴求内容やLPを変える必要があるときは、広告グループを分けるよう案内しています。コンテキストヒントも、脈絡のない言葉を並べず、1つの内容に絞った自然な文章で書くのが基本、というのがOpenAIの説明です。

「組み合わせ方が重要」

顧客のニーズと伝えたい特徴のバランスが必要でしょう。(極端になりすぎるのはNGだと思います。)

 たとえば「コンペ・懇親会・会議」と「温泉・サウナ・大浴場」では、広告の見出しも、リンク先のページも変わります。反対に、温泉とサウナのように、同じ場面で一緒に使われる特徴は、1つの広告グループにまとめてかまいません。

分けるときの手順

  1. ホテルの特徴を書き出すゴルフ場以外の設備・サービス・料理を、思いつく限り並べます。
  2. 見込み客がしそうな質問を考える特徴ごとに、旅行者がChatGPTに入力しそうな相談を1〜2個。ChatGPTに実際に聞いて、聞き返される条件なども確かめておくと良いでしょう。
  3. 広告グループに分ける広告の言葉やリンク先が同じになる特徴を、1つのまとまりにする。
  4. コンテキストヒントを書く広告グループごとに、「ゴルフ場付き」と特徴を組み合わせ、何を・誰に・いつの3つをそろえて書きましょう。

特徴ごとに書いた文章は、LLMOにも使える

 LLMO(大規模言語モデル最適化)とは、ChatGPTなどのAIが答えを作るときに、自社の情報を選んでもらうための対策です。今回試した回答でも、ChatGPTはコンペの相談に対して、候補の宿泊施設の会議室を「公式:施設・会議室」と紹介していました。相談の条件に合う情報を、宿泊施設の公式ページから拾って答えたということでしょう。

 そこで、コンテキストヒントのために書き分けた文章は、自社サイトのページにも書いておくのをオススメします。ChatGPTが答える時に使えるあなたの宿泊施設の情報が増えることでしょう。広告のために1回考えた文章が、LLMOの対策にもそのまま使えるので、手間もほとんど増えません。

SUMMARY

まとめ:特徴ごとに、合うお客様へ広告を出す

 もし「予約数を増やしたいけど、なかなか集客力が伸びない」と困っているなら、ホテルの特徴ごとに広告グループとコンテキストヒントを分けて、ChatGPT広告を出すのがオススメです。

 広告の文章を考える前に、見込み客がしそうな質問を、一度ChatGPTにしてみてください。「何をChatGPTは重視しているのか?どう場合分けするのか?」などが分かり、集客に役立つことでしょう。書き分けた文章は、自社サイトに書いておけばLLMOの対策にも使えます。この記事が参考になったら幸いです。

FAQ

よくある質問

ゴルフ場付きホテルのコンテキストヒントには、何を書けばいいですか?

 「ゴルフ場付き」という条件に、大浴場・会議室・海・食事などの特徴を1つ組み合わせて書くのがオススメです。OpenAIのヘルプにある「何を・誰に・いつ」の3つを、コンテキストヒント全体でそろえると、どんな相談に合うホテルなのかが伝わりやすくなります。

コンテキストヒントに「○○県の人だけに表示」と書けば、地域を絞れますか?

 コンテキストヒントでは、地域を絞れません。OpenAIのヘルプでは、コンテキストヒントは配信の指示ではないと説明しています。地域は、キャンペーンの設定で都道府県単位で指定します。

会議室と海の景色のように、まったく違う特徴は1つのコンテキストヒントにまとめていいですか?

 広告グループを分けて、コンテキストヒントも特徴ごとに分けた方が良いと思います。会議室と大浴場のように使うタイミングが違う特徴は別々にして、温泉とサウナのように一緒に使われる特徴はまとめるのがオススメの分け方です。

コンテキストヒントに書いた文章は、自社サイトにも使えますか?

 サービスの特徴とそれに合う旅行者を組み合わせた文章を自社サイトにも書いておくと、LLMOの対策にもなりますのでオススメします。

出典・参考

  1. ChatGPT 広告のコンテキストヒントの書き方(OpenAI、閲覧日:2026年11月5日)
  2. ChatGPT 広告の広告グループの作成(OpenAI、閲覧日:2026年11月5日)

更新履歴:2026年11月6日 公開

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監修:河村(ChatGPT広告の運用代行サービスを提供)

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